ダイアログ・イン・ザ・ダーク×LUSHイベント
ラッシュジャパンのイベントレポーターに参加中------------------------------------------LUSHEMOTIONAL BRILLIANCE------------------------------------------
LUSHの新商品発表会「Find Your "EMOTIONAL BRILLIANCE" in the Dark」という素敵なイベントに参加して参りました。7月21日(土)より発売開始の新製品は、『EMOTIONAL BRILLIANCE』と名付けられたラッシュらしいカラフルでポップなコスメたち。“心の内側に眠る、目には見えない輝きや才能”。という意味があるのだとか。このコスメをご紹介いただく前に色の無い真っ暗闇の世界を体験するエンタテイメント「DAIALOG IN THE DARK」(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)を体験できるというイベントです。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、ドイツで始まった暗闇エンターテイメントで、6~8人程度のグループで、暗闇の部屋で視覚が利かない感覚を体験するというもの。アテンドをしてくれるのは、視覚障がい者の方。つまり、彼らにとっては日常。私たち健常者にとっては異空間。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感の中で、実は視覚から8割程度の情報を得ている私たちが、その感覚を奪われた時にどうなるのか。そんな体験ができるエンターテイメントです。
参加するのは初対面のメンバー6人+アテンドスタッフ(暗闇のプロ視覚障がい者の方)まず、薄暗い部屋に入り、杖を配られます。目を少し慣らしてから、さらに暗い、人の顔が認識できない程度の暗闇の部屋で自己紹介。名前を聞いても顔と一致させることが出来ず、もう覚えられない状態。ここから真っ暗闇の部屋に進みます。本当に真っ暗闇で、人の声だけが頼り。足もとには藁のような不安定な感覚や、岩のような感触。歩くのが怖いし、見知らぬ人に声をかけながら、つい、肩に掴まってしまいます。アテンドの方は、強靭的なスピードで動き回っていて、「こっちに移動しましょう~。」と、声でズンズン進んでいるのがわかります。「では、全員で手をつないで輪になってみましょう」声を掛け合って、隣同士触りながら手をつなぎます。「みんなで手をつないで、そのまま広がって部屋の広さをたしかめましょう」なるほど、それでこの空間がわかります。ここは7人が手をつないで目一杯広がれる空間です。「キャッチボールをしましょう」鈴の入ったサッカーボールを隣同士回して一周させた後は、指名した人のいる方へころがしてみます。手を叩いた時の音。声。ボールを触れる感触。その距離を図る感覚だけが頼りの世界。この中に悪意を持っている人は居ないと分かっているし、全員が協力しようという安心感がありますが、どんな人がいるのか分からない世界では、どれだけ不安か。想像すらつきません。途中街灯のような金属の柱や、ペンキを塗った木の壁に接触しましたが、とにかく歩くのが怖くて常に人の肩に手を乗せてしまいました。杖を持っても移動するの怖くて無理です。家のような場所へドアを開けて移動しました。テーブルを囲んで(と言ってもどんなテーブルなのか不明ですが)中央にお湯をはった洗面器が置かれました。洗面器を中央に置いた。ということで、テーブルの大きさや話声で、だいたいの空間の狭さはわかりましたが、ドアをくぐって室内に入ったというだけで、頭上に何かであるんじゃないかという感覚が常にありました。お湯の中にラッシュのバスボムを投入。シュワシュワ~という溶ける音。色や形が見えないというだけで、香りの判別ができませんでした。視覚の役割の重要性を感じた瞬間です。ここまででツアーは終り、目を慣らすために薄明かりの部屋に移動します。ほんの少しの明かりで、ソファーや明かりの位置、部屋の大きさがわかります。そうすると、急に動けるようになるんです。ここで杖を回収するわけですが、暗闇で強靭的なスピードで動いていたアテンドの方の動きが急にゆっくりになるんです。と思ったら、違うんですよね。彼女は普段から視覚が利かない方のなので、状態は変わっていないわけで、動作のスピードに変わりはありません。私たちが視覚のない世界に入った時にどれだけゆっくりとした動きしかできていなかったか、ということなんです。会場はビルの一室です。その中でキャッチボールをして、家の中に入って手湯につかっただけで50分があっという間でした。今回は商品発表会用のショートコースでしたが、通常は90分だそうです。時間感覚さえ狂わされてしまったのでしょうか?暗闇から出た後、眩しい光と色の世界へ戻ります。
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