カリフォルニア・デザイン 1930-1965 モダン・リヴィングの起源


国立新美術館で開催中の展覧会に行ってきました。カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-California Design, 1930-1965: "Living in a Modern Way"カリフォルニアと聞いてイメージするのは、西海岸の輝く太陽と海? ハリウッド?実はこのイメージ、20世紀半ばに作られたもの。街が急速に発展し、人口も爆発的に増えたのは、作家や映画監督、芸術家などの移住者を受け入れたから。そういったアーティストたちには、地域の工場などと協力し合い、生活と結び付いたモダン・デザインの製品を次々に生み出していったんです。また、戦争後の兵士への住宅の供給、暮らしの変化から、人口も爆発的に増え、生活に基づいた「デザイン」が独自の発展をしていったんですね。そのイメージは映画などのメディアを通して世界中にその豊かなイメージを広げてきました。ハリウッド映画は最新ファッションを生みだし、映画の試写会では女優が着るファッションをスケッチし、すぐにブティックに並べたそう。

カリフォルニアのデザイナーと言ってもピンとこない方も多いかも知れませんが、アメリカンモダン・デザインといえば、20世紀を代表するデザイナーチャールズ・レイ・イームズ!軍事技術から発展した成型合板という技術で平らな木をなめらかに曲げ、今までなかった形状の椅子や、プラスチックにガラスファイバーを混ぜて作るカラフルな椅子は、あまりにも有名です。今でも色あせないデザインで、色々な場所で実際置かれていますよね。新しいライフスタイルを、新しい素材で作られたプロダクトたちが作り出していく…。そんなデザイナーたちのインタビュー映像などもたくさん見ることができて、カリフォルニアのイメージが変わる楽しい展覧会です。ちなみに画像のガイドブックは無料で配布されています。4種類の表紙違いがあります(中身は同じ)簡単にですが、全貌がきちんと解説されています。(鑑賞にすごく参考になりますよ。)そして、実物が欲しくなってしまうのは言うまでもありません……。ちょっと頑張れば私たちに手が届く価格で、ハーマンミラー社の正規品が選べるのもイームズのすごいところ。(棚は無理だけど)
★不朽の名作!★
★子供用とは思えない★
★永遠の憧れ!★

Rinko's Mini Diary

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