ベネティクト・カンバーバッチ & ジョニー・リー・ミラーの舞台「フランケンシュタイン」の映像

"世界の舞台をもっと身近に映画館で”というコンセプトで話題の舞台を鑑賞する
「ナショナルシアターライブ」
渋谷bunkamuraの映画館で鑑賞してきました。


演出は「スラムドック$ミリオネア」でアカデミー賞監督賞を受賞したダニー・ボイル。私はこの映画がトラウマになるくらい、心に残るマイベスト10に入る映画。
ちなみにロンドンオリンピックの開会式の演出をしたことでも有名です。

ダブル主演というか、「博士」と「怪物」が入れ替わっての公演があると言うことで、今回は、カンバーバッチ・博士バージョン。

言わずと知れたホラーの金字塔ながら、
「フランケンシュタインVS博士が実験室でひと悶着起こす話だよね?」
と、超ざっくりしたストーリーを思い描きながら映画館に向かいましたが、全く違う演出に。もっと深い、哲学的なストーリーに仕立てられています。

ちなみに私の1番の勘違いは、博士の名前が「フランケンシュタイン」であること。
怪物の名前かと思っていました。
そして博士がメインかと思っていたら、怪物がメインお話しだったことです。


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この先ネタバレあります!!!!

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私が思い描く怪物誕生のシーンは、スイッチを入れるとビリビリーッと命が
吹き込まれるみたいなイメージなんですけど、
博士が見ていないところで誕生してしまい、博士びっくりして逃げちゃうし。

超ざっくりあらすじを言うと、

フランケンシュタインシュタイン博士がうっかり一人の怪物がこの世に誕生させてしまうところから始まり、、、

外見は成人だが、うまく体を動かすことができず、歩き方もままならない。

顔はつぎはぎで醜く、脳は幼児なみにしか成熟していない。
この怪物を生み出したフランケンシュタイン博士は、現実に向き合えず、その場から逃げ出してしまう。

どうしていいのかわからない怪物は、あちこちを彷徨う。

人助けをするも、顔を見られると「化け物」とののしられ、迫害を受ける。

そんな彼を受け入れてくれたのは盲目の老人。つまり、化け物の姿を見ていないから。

老人は彼に親切に食べ物も分け与え、本を読み聞かせ、言葉を教える。

ここで急速に知性を身に着けた彼は、やがて実験室から持ち出した博士の日誌を読み、博士を探そうと思いたつ。

なぜなら姿勢を身につけた彼は「孤独」を知ってしまったから。

彼は博士の元にたどり着き、博士に頼み事をする。

なぜ自分は一人なのか(博士には親と兄弟がいる)。
なぜみんなに嫌われるのか(博士は変わり者なのみんなに受け入れられている)。
なぜ誰かと愛し合うことはできないのか(博士には婚約者がいる)。

仲間が欲しい。

博士は彼の願い受け入れ、それを実現すべく、実行に移す。
しかしそれは2人が破滅へ向かうスタートだった。。。

単なるホラーでは済まされないストーリー
フランケンシュタインの結末がこうなるとは。。。予想外です。

「博士」と「怪物」が 50:50 のストーリーだと思っていたので
カンバーバッチ博士ver.を見てみたのですが、「怪物」メインの
演出だったので、カンバーバッチの快演もかなり気になるところ。

しかも、カンバーバッチ怪物ver.は上映時間が5分長いので、
粘りのある演技をしたのではないかと、妄想しています。

#カンバーバッチ #ナショナルシアターライブ #bunkamura #フランケンシュタイン #ダニーボイル #ジョニー・リー・ミラー

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