風神雷神図(ふうじんらいじんず)とは、風神と雷神を描いた絵画である
風神雷神図と言えば、大抵の人が思い浮かべるのは、これですよね。
実は、この絵は実は有名な風神雷神図で、すが、模写。尾形光琳作のもの。
微妙に本家本元(俵屋宗達)と違いがあります。ちなみに本物は国宝。こちらは重要文化財。
光琳作の風神雷神図の特徴は、
● 風神・雷神の姿が画面ぎりぎりではなく、全体像が画面に入るように配置されている。
●宗達の画では、両神の視線が下界に向けられているのに対し、光琳の画では両神がお互いを見るように視線が交差している。
● 両神の顔が、擬人化がより進んでいる。
●屏風全体の寸法が若干大きい(宗達画は各154.5x169.8cm、光琳画は各166.0x183.0cm)。二神の大きさは変わらないため、絵の中では光琳の風神雷神の方が相対的に小さく見える。
● 細部の描写や彩色を変更、特に輪郭線や雲の墨が濃くなり、二神の動きを抑える働きをしている。
ということで、その風神雷神図のさらなるオマージュがこちら。
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